
やさしい微笑みをたたえた大きな顔、ぺったんこの大きな足、そして背中に隠れるようについている天使の羽・・・・・・
みなさんは、Greeting Cat JOY と出逢ったことがありますか?
2002年に生まれたJOYは、CDプレーヤーを片手に、今日も日本のどこかの街角を歩いています。
JOYはその名の通り、街で出逢う、好奇心旺盛な子供たちや、思わず立ち止まった大人たちに、体全体でご挨拶。
そして、軽快な音楽をバックに、バルーンを作ったり、スケッチのペンを走らせたり。
ときには、小粋なカフェで本を読んでいたり。そんな姿を目にすると、強ばった大人たちの顔にも笑みが浮かんできます。
JOYは、声高に何かを訴えるわけではありません。ただそこにいるだけ。なのに、JOYを囲む空気はやわらいできます。
私たち猫を愛する者は、猫が邪険にされる世の中に胸を痛めていても、その思いを私たちの間だけで共有するばかり。
広く世間に訴えようとすると、私など、日頃我慢している分、ついつい語気荒く、ケンカ腰になってしまいます。
そんな自分にも嫌気がさして、またまた自分の中に閉じこもってみたり。
JOY の存在を知って、私は目からうろこが落ちる思いでした。
何も語らずとも、強い語調で並べ立てる幾千もの言葉にできないことを、あっりとやってのけているのです。
猫問題は今の社会の象徴にすぎません。
私たちが求めているいのは、時として困った存在ではあっても、『でもね・・・・・・』と慈しむ気持ちを一人一人が持てる世の中。
やわらかい空気の流れる世の中。そんな世の中を夢見ていながら、当の本人が挑戦的ではどうしようもないですよね。
JOY は、別れた後も出逢った人たちの心にふんわりと棲み付いてくれることでしょう。
私もときおり、胸の中の Greeting Cat JOY と笑みを交わしながら、やわらかな空気を身にまとっていた。

1990年より、某テーマパークのレギュラーメンバーとして数々のシアターショー、海外公演に出演。
在籍11年間の総ステージ数は、1万ステージを超える。
2002年、「Greeting Cat JOY」として活動開始する。
【活動実績】
晴海トリトン、船橋ららぽーと、横浜クイーンズスクエア、
ダイヤモンドシティキャラ、キャナルシティ博多、
新浦安オリエンタルホテル、ハーレー・ダビッドソン サマーイベント
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